a、「ヒアルロン酸原液」とはそもそもなんでしょうか?
b、「ヒアルロン酸原液の違い」とはなんでしょうか?
簡潔に答えると「ヒアルロン酸原液=ヒアルロン酸Na (1%)+ 水(99%)」です。
ヒアルロン酸Naの粉を溶かすのは、例え0.1%でもダマになりとても時間がかかります。
そのため、最初から水に溶かして操作性を高めたものが原料メーカーから発売されています。
その発売されているモノを予めデザインされた容器に充填したものが、「ヒアルロン酸原液100%」です。
「成分表示のところにヒアルロン酸以外も入ってるから原液じゃない!」など書き込みがありますが、
「原料メーカーから譲ってもらったモノをそのまま充填したものが原液」なので『原液』で間違いありません。
ちなみに、ホワイトラボ のヒアルロン酸原液は「水、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン」です。
たった1gで6Lの水を保持するヒアルロン酸。「お肌に水分を蓄える皮膜を張ってお肌や髪のうるおいを逃さない!」というのは成分に共通しています。
会社によって「製造方法(例:公開特許公報(A)ヒアルロン酸の製造方法・出願番号:2008223643)・分子量・防腐剤」が異なります。
以前は「鶏のとさか」から抽出されて製造されていたのですが、今ではほとんどのヒアルロン酸が「品質・収率・価格面」において優れている、「乳酸菌の仲間(ストレプトコッカスなどの微生物)」で合成されることが多いそうです。
ホワイトラボ のヒアルロン酸原液は分子量が「120万〜150万」のものを使用しています。理由はこれ以上分子量が大きいと、顔に直接塗布した時に「つっぱり感」が出やすくなるからです。
ホワイトラボ のヒアルロン酸原液は、防腐剤としてメチルパラベンとフェノキシエタノールを使用しています。これは、相乗効果で防腐剤の配合量を減らし刺激をより出にくくする為です。よく『防腐剤のパラベンがダメ!刺激がある!』と言われますが、それはパラベンを高濃度で使用しているからです。
料理で欠かせない「塩」も少量で使用するととてもいい調味料になりますが、大量に使用するとしょっぱいだけで体に悪いですよね。パラベンも少量で使用する分には、抗菌力の高い優れた原料です。ですのでご安心ください。
最後に、「価格の高いものが純度・効果が高い」という口コミをたまに見かけますが、決してそうではありません。私の中ではヒアルロン酸原液に関して言えば、「安い=企業努力の賜物」ですので、「ヒアルロン酸Naとして1%配合されていることが明記されている原液に関して」は、安く販売しているところのモノをまずは使ってみることをオススメします。
私のオススメは「洗顔にヒアルロン酸原液を3滴混ぜる方法」です。
“泡” で汚れをとることによって、必要な油分を肌に残すことができるので、お肌のキメを整え、肌トラブルを改善できることもあります。さらにもこもこ泡は「ムダ毛をピンと立たせる」作用もあるので、洗顔と同時にひげ剃りやムダ毛処理を行うのにも適しています。
また、分子量が小さいので、これ1本で夏場の化粧水として使用することもオススメですし、お肌の保湿が上手な方はヒアルロン酸の原液の特徴をいかして「伸びにくい美容オイル」と併用し、お肌とのなじみがよくするだけでなく、水分と油分を同時に補給しています。
無味無臭なので、マッサージローションとしてもお仕えいただけます。
さらに薬局のグリセリンなどで化粧水を作ってる方には、ヒアルロン酸原液を「感触向上剤」として利用することで、塗布時の伸び感を大幅に改良することができます。
自分でアレンジすることで色々な用途に利用できる「万能アイテム」です。
参考処方
乳酸菌による「発酵法」で製造したヒアルロン酸原液100%です。今お使いの洗顔や化粧水・乳液・美容液に1プッシュするだけで泡立ち・化粧品の伸び・保水力が変わります。
原液を「目尻のシワ」につけることでシワを隠したり(皮膜形成による)、髪につけて自然なボリュームを出したり全身のボディケアなど色々な使い方ができる優れものです。
Hyaluronic acid Stock solution (ヒアルロン酸原液100%)
<美容液> 100mL 980円(税込)(1日5プッシュで約3ヶ月分)