洗い流されずにお肌を守る。人の細胞膜とほぼ同じ成分。ポリクオタニウム-51(リピジュア)

 

人の細胞は、「リン脂質が脂質二重層」を形成した

 

『細胞膜』

 

と呼ばれる「膜」で守られています。この膜に刺激やダメージが加わると、

 

「アラキドン酸」が切り取られ、「プロスタグランジン」など生理活性物質に変換され、

 

炎症や痛み、かゆみを増強することが知られています。

 

 

 

 

そんな傷ついた細胞膜を補修し、さらに外部刺激から細胞膜を守ってくれる成分が

 

『ポリクオタニウムー51』

 

です。この成分は、

 

『ヒトの細胞膜を構成するリン脂質をモデルに作られた成分 = 人の細胞膜とほぼ同じ成分』

 

で構成されているため、

 

『肌や髪との親和性が高く、洗顔・洗髪しても洗い流されにくく、お肌を守り続ける』

 

ことができるということが知られています。

 

  

今でこそ化粧品原料として使用されていますが、

 

そもそもこの成分は「人の細胞膜とほぼ同じ成分」なので、

 

『自分の免疫が、ポリクオタニウムー51を「敵」として認識しないので、抗原抗体反応が起こりにくく、

 安全性が非常に高い成分』

 

として「医療機器用」として開発されたそうです。(血栓予防の為に人工血管などに練り込まれていたそうです)

  

そしてこの機能性は、色々な分野に応用できることが分かり、

 

近年、化粧品や雑貨などで使用されるようになったそうです。 

 

 

「ポリクオタニウムー51」の機能は、角質層や毛髪表面にラメラ液晶のような「水和ゲル膜」を作り、

 

『ヒアルロン酸以上に水分保持力を高め、皮膚トラブルの原因となる物質を減らす』

 

ことで、お肌を守ります。

 

 

髪に使用した場合、先にも述べたように

 

「水和ゲル膜」がキューティクルと同じような働きをするので、

 

『カラーの色落ちを防ぐ作用』

 

もあります。

  

 

 

また、この「水和ゲル膜」はバリア機能も兼ね備えているので、

 

『花粉やPM2.5などの物理刺激をカット!』

 

することができます。

 

有名な商品としては、資生堂の「イハダアレルクリーン」に配合されています。

 

まとめると、リピジュアは人との親和性の高い化粧品成分で、

 

『「安全性・保湿性・バリア性」全てを兼ね備えているオールラウンダーな成分』

 

です。ヒアルロン酸などでは、保湿が足りない方にオススメです!